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帝国陸軍は愚かで非合理だからアメリカと戦争したのか?

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  • Spago Beverly Hills Chef de Cuisine

    一時のバカでなくて、知識人たちが冷静に判断しての開戦であったのなら、その方がよほど怖い。
     そうゆう間違いを僕らはまた起こしてしまう可能性があるということなのだから。


注目のコメント

  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    私の子供の頃は、まだ戦争が終わって20年ちょっとしか経っておらず、当時を知る人たちが周囲には溢れかえっていました。
    この頃はまだ、この文の結論のように、元々アメリカとの戦争は無謀だと分かってはいたが、様々な可能性がなくなる中、袋小路から僅かな活路を求めて、その決断に追い込まれたのだというのが、一般的社会でも常識だったように思います。

    それが、いつしか先人がバカだったから、国力や戦力の差を知らず、愚かで非合理だったから戦争を始めたのだ、という逆の意味で非論理的な言説が目立ってきたのが、正直気がかりです。

    勿論、当時の指導者達の下した結論は、結果として愚かで、亡国への道であったことは間違いありません。
    しかしそれは結果としてそうだっただけであって、当時の軍人や政治家が愚かで非合理であったこととイコールではありません。

    戦前の日本は、現在では考えられないほど、あらゆる面でアメリカに強く依存した国家でした。
    石油の76%、鉄鉱石の70%、工作機械の67%、そして航空機用燃料の100%をアメリカからの輸入に頼っていたのです。
    資源の殆どをアメリカに頼っている以上、対米戦争はどう考えても勝ち目がないことは、現代人にGDP比率など教えてもらわなくても、誰の目にも明白だったのです。

    一方アメリカは1941年7月に在米日本資産を凍結、8月には石油の対日全面禁輸を行い、11月には遂にフライングタイガースによる日本空襲まで、許可しています。
    つまりこの時点ではアメリカは既に戦争の意思を固めており、もう全てが手遅れだったということでしょうね。

    個人的には日独伊三国同盟の時点で日本は引き返せない道を歩んでしまったと思います。
    戦争は戦端を開いた時に勝敗の80%は決まっているもので、日本は戦争に負けたのではなく、そこに至るまでの外交で負けたのだと私は考えています。

    戦争は愚かで非合理なバカがやることだ、というのは平和しか知らない人間の、上から目線な思い上がりだと私は思います。

    先人も同じように分別も思慮もあった。しかし結果として開戦という決断に追い込まれていったことを、謙虚に受け止め、冷静にその原因を分析しなければ、いつかまた同じ愚行を繰り返すことになるかもしれないと思うのです。


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    大阪大学 感染症総合教育研究拠点特任教授、大学院経済学研究科(兼任)

    日米開戦についての経済的分析を行った経済学者たちとその成果が生かされなかったことを行動経済学から解釈した牧野さんの著作の紹介。素晴らしい著作だと思う。しかし、このインタビューでは詳しく書かれていない点が著作では気になった。それは、日米開戦がよい選択ではないことを示すために、開戦しない時の便益を過大に報告すべきだったという趣旨の記述が著作にあることだ。この提言は、行動経済学からの政策提言としてはよくないと思う。行動経済学では、同じ事実を損失を強調したり、現状についての認識を変えたりして、表現を変えることで、人々の意思決定をよりよい方向に変えるこということをナッジと称している。ただし、嘘を言って、人々の意思決定を変えるというのは行動経済学ではないと思う。それが一度は効果があったとしても信頼をなくしてしまうことのコストが大きい。


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    スタディサプリ教育AI研究所所長、東京学芸大学大学院准教授

    戸部良一氏他5名の研究者によって書かれた『失敗の本質 −日本軍の組織論的研究』は何度も読み返しました。レイテ、ミッドウェー等の「戦略」「戦術」の詳細を追う事で、日本軍がなぜ敗戦したのかが書かれています。そしてその失敗は「本質」と言われていただけあり、今日でも通じる部分が見えます。


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