スルガ銀の一部業務停止を検討 金融庁、ずさん融資問題で処分
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組織全体の企業風土そのものが問われる事態。個人オーナー向け不動産関連融資といえばスルガ銀行の代名詞でしたが、シェアハウス関連にとどまらず、影響はさらに広がりそう。事はスルガ銀にとどまらず、他の地銀各行の不動産関連融資のスタンスにもすでに影響を与えていおり、8月中に予定されている第三者委員会による調査報告の内容がますます気になります
"経営陣が現場の実態を把握せず、問題融資のまん延を防げなかった点を問題視"
つまり現場の暴走だ、ということですが、どういう経緯なのか。勝手に銀行員が暴走することはなさそうなので、経営陣からの指示がどのようなものだったのか。スルガ銀行の「高収益」を褒め称え、「地銀のサクセスモデル」と持ち上げたのは、あろうことか現職の森信親金融庁長官でした。
その御仁が7月に退任し、金融庁は漸く処分を出せるようになった。「遅きに失した」と言わざるを得ない。
首相官邸の覚えがめでたく、3年にわたる独裁を謳歌した森さんは功罪半します。現職長官が褒め称えるスルガへの「検査」が甘くなり、対応が遅れたのは否めない。それが現場(検査部局)のホンネです。
「記者クラブ依存」のマスコミは本当のことを書かない。
スルガを持ち上げた現職長官が如何に不用意で不見識だったか。
森さんの罪は重いのです。