「GAFAのビジネスモデルは一夜にして崩壊するかもしれない」
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データ論争、あまりにもいい加減なので、書ける範囲でキチンとしておきたい。そもそも、何がデータかすら、分かってもらえてないのだと思う。まず、データはザックリと3種類ある。個人か生成また取得したデータ(メールとか)、製品の状態を示すデータ(バージョンとか)、他者から提供されたデータ(YouTubeのコンテンツとか)。
で、良くいい加減に議論される、キミの事は何でも知ってる的なFUDは、個人のデータまたはプライバシー固有情報の取り扱いに対するもの。普通は、というか、常識的には、プライバシー固有情報を、直接見る事も、それを使って悪さをする事も、ご法度とされ、禁じられてる。ここ大事。
ややこしいのは、例えばパーソナライズされた機能みたいに、どうしても個人の特性(データから派生した抽象的なもの)に依存したものや、製品の改善につながるデータ(このバージョンはやけにメモリが消費されてるぞ的な)の取り扱いだと思う。
もし、サービスは使いたいけど、事業者が不安という場合には、アカウントを作らない、またはログインせずに、匿名ユーザとして利用すれば、まずは良いと思う。自分も初めて使うサービスは、出来るだけ匿名ユーザで引っ張る。
サービスプロバイダは、地道に正しい事をやって行くベシ。
というか、変なミスは止めてもらいたいし、やりたくもない。
注目のコメント
ここであげられているプラットフォーマーは一般消費者からの支持が現在の成功の基盤。個人情報の扱いなどでユーザーの心は離れることもある。それだけでなく、強すぎるということでの警戒心も大きい。大きくなったプラットフォーマーがさらに大きくなり続けるのは、このユーザー心理さえもうまく制御する必要があろう。
今、インターネットのデータはざっくり70%が米国へ、30%が中国へと流れている、なんてレポートもあります。
データという観点で見れば、世界は二国しかないということになる。
当然、これは国家のパワーに直結するわけで、巨大プラットフォーマーの経営方針が大きく人類に影響する可能性は、当然大きい。
日本では企業レベルで対抗できるところはもはや存在しないので、いかにしてユーザーが自分でマネジメントしていくのかが重要になる。
でも、ベースの知識・経験が足りな過ぎて、ほとんどが餌食になる予備軍なんだよな~・・・せっかく良い議論を展開していますが、タイトルが典型的な崩壊論のようで残念。一夜にして崩壊とか、すぐに崩壊とかは、ありえません。
一言で乱暴に説明するなら、インターネット時代の覇者である彼らが、AI時代におけるそれになれるか、その一点にかかっています。未来の方向性はだいだい見えているものの、その時間軸は誰にも読めません。とはいえ少なくとも向こう1〜1.5ディケイドくらいは今の延長線でしょう。逆にその後はなんでも起き得るわけで、それを崩壊論というなら他の全産業、全企業そうです。
今のところAlphabet、Amazonは特にAI時代に良いポジションに着いています。あとこの論でいつも出てこないマイクロソフトも、AI時代黎明期の現時点では良いポジションにつけています。
Appleは同じ土俵で戦っているように論じていますが、彼らの土俵は異なります。
Facebookも大変良いポジションですが、アンチプラットフォーム企業の荒波をどう乗り越えるか、それ次第で雨降って地固まるか、衰弱していくか、瀬戸際でしょう。今のところ私は前者の可能性が高いとふんでいますが。