自家用車の自動運転は2025年以降? トヨタ奥地氏「NVIDIAでは厳しい」
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・個人所有車でいきなりレベル4を実現するのはセンサーの搭載で難しいとする。デザイン上の理由からセンサー類がなるべく外観に出ないように配置する必要があり、LiDAR(Light Detection and Ranging、ライダー)やレーダーをグリルなどに取り付けざるを得なくなる。そのため、ドライバーの視点よりも認識度が悪くなるという。
・安全性を担保するために複数のセンサーを搭載するとデータ量が増え、その処理にも課題があるという。奥地氏は、30TOPS(毎秒30兆回の演算)が可能なNVIDIAの「DRIVE Xavier」でも「正直言って自動運転は厳しい」とし、120TOPS位は必要だと語った。
・奥地氏は、半導体メーカーの開発スピードから、一般の車両に使える処理チップの出現を2023年頃と予測している。そして、2025年以降であれば、個人所有車でも自動運転が実現できる可能性があるとした。