東大エリートの変心 国造り、政策より事業
日本経済新聞
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"中央官庁、大企業、医師……。東大生の多くは先達が敷いたレールの上を走ってきた。だが、その頂点だった財務省で民主主義をゆがめる公文書の改ざんが起きた。エリートが組織を守ろうともがくほど世界の常識からずれていく矛盾が目立つ。
そんな時代を若者たちは敏感にかぎとっている。東大の資料から算出した学部卒業生の公務員就職率は17年春が6%と20年前から3ポイント低下した。逆に東大発スタートアップは17年度に245社と2年で3割増えた。
日本のように成長力が衰えた国にとって、現状維持は衰退を意味する。柔軟な発想でイノベーションを生むスタートアップの裾野の広さが国の浮沈を握る。再チャレンジ支援、一円起業……。政府も支援策を打ち出した。"「トップ大学の優れた人材こそ率先して起業し社会を変える側に回る。」ほんとこれ、シリコンバレーのいい風土だと思う。優れた人材が今のルールに固執すると今のルールを変えることすらできなくなる。