大塚家具身売り交渉は無念 父「あの時、電話くれれば」
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注目のコメント
大塚家具の戦略の間違いはビジネスモデルの変革に手をつけなかったこと。中から低価格帯の家具はニトリに抑えられ、そのニトリは製造小売業という自分で作って自分で売るという、コスト面では最強のビジネスモデル。富裕層から中間層まで幅広い価格帯にシフトした大塚家具にとって、大きなショールームは大きなコスト負担。むしろ、デジタル販売に徹して、「100%通販で売る家具小売業」に脱皮するくらいの変革げ必要。
アパレルもZOZO Townが大成功したように、今の消費者は実物を見なくてもネットで買う。家具について言えば、大きな豪華なショールームで見た実物よりも、自分の部屋の写真にARの技術で買いたい家具をはめ込み確認する方が、はるかに失敗がないと安堵する。通販なら、無限の在庫を扱えニトリに対抗出来る。今のショールームは、家具倉庫に変換だ。21世紀型のビジネスモデルに固執しては、誰が経営しても大同小異だ。昨日の記事でも「親父の方が正しかった」的なコメントが多数ありましたが個人的には疑問。業績が厳しいのを見れば久美子氏の事業運営が失敗したのは明らか(これも戦略そのものが悪かったのか、戦略の不徹底で中途半端になったのかはしっかりと評価が必要と思いますが)ですが、勝久氏のやり方のままやっていても時代の変化のなかで行き詰まっていた可能性が高いように感じます。「小売りは変化対応業」という中で変化できない、身動きとれないモデルになっていたので。
【追記】
戸田さんが、勝久氏時代の業績を引っ張ってきてくれていて参考になります。確かに父時代はCFがプラスだったようですが、そのままで生き延びれたかは議論があると思います。大箱で固定費が高いので、売上が削られていくとどこかで潮が満ちるので、体力があるうちに転換しないといけない、という状況になっていたように思います事業承継の難しいところですね。
我が子に会社を継がせることを前提にしている経営者は
よくこの事実を見るべきです。
大切なのは会社をつなぐこと、そこで働く社員の人生もつなぐこと。
我が子の人生だけ見ていてはダメでしょう。