「いつかメルカリで売る」が創造する新たな市場とは? 小泉文明社長と識者が語る
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フリマアプリの登場前は、消費者が購入するものは常に新品であると想定していたが、中古品も買うということが前回の調査で分かった。消費者は、商品を所有するものではなく利用するものだと考えている。再販することを前提にタグや付属品などを保管しておくようになり、購入時には価格や品質だけでなく、再販する際の価格を含めて判断している。
たしかにメルカリを使うようになってから質にこだわらないものはメルカリでいいやと思うようになった。かつ新品の本を購入する際にも最悪読まなくてもメルカリで売ればいいやって思うようになった。そういう意味で経済的インパクトは大きいと思うが、梱包やコメントのやりとりのルールはかなり面倒に感じるので改善してほしい点だ。
クレジットカードやローンが、将来の収入を担保にした消費を促してきたように、メルカリのように家にある資産の売り収入が消費を促す側面があるのは確かだろう。総務省統計で見ると、可処分所得のうち、家具・家事用品/被服および履物の15000-16000円/月がこれのあたり、やる人は20-30%の2000-3000円程度の消費押し上げ効果があるんだろうなぁと試算できる。(もちろん、やり始めは在庫過多だし、所得差もあるだろうが)