「働き方改革」、本当の怖さを知っていますか?
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これおもしろいなあ。政策だからそうだなと思いつつ、あらためてみるとすごくわかる。
>政府が発信する言葉のなかには、旧来の日本型サラリーマンを否定する、ある意味“怖い”メッセージが多々見受けられます。そこで、そのメッセージの裏にある本音を、次の表4に記しました。
注目のコメント
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働き方改革の本質は生産性改革であり、生産性の本丸は働く「時間の再設計」だと思っています。これは結構当たり前のことに聞こえて全然できていない。1週間40-50時間(もっというと1日の8-10時間)をどう使っているか分析して、今後どう使うかを設計している人って意外に少ないと思います。
高プロ制度における専門職者の「仕事の値段」をどう決めるのかというのも深淵な問いですね。個人が組織に依存するのが当たり前ではなくなっていく時代に、自分の価値をどう値付けできるか。日立の「役割給」やサイボウズの「市場価格」ではないですが、積極的に自分の価値を測り、証明していくことが求められるようになっていく。
あと、最後の「政府のメッセージに隠された意味」における建前と本音の図表が秀逸。たとえば副業解禁や週休3日制が「(良い意味での)緩やかなリストラ」であるということは、なかなか過激に聞こえるのであまり言われていませんが、実際の意図として結構あると思っています。
人生100年時代、『仕事2.0』時代における個人としてのサバイバビリティを積極的に身につけていきたいですね本来であれば、いままでの人生の総決算として、大いに能力を発揮できたはずの、49歳から62歳のサラリーマンが、デジタル変革によって行き場を失っている。「働き方改革」で残業が減った結果、子供の教育費が払えなくなっていく。
50代のおっさんが、収入的にも精神的に追い込まれるようになる。彼らが、やりがいをもって稼げる、新しい役割を創り出すことも急がなければ。