日産自:電池事業を中国の再エネ事業者に譲渡、買収額非公表
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日産は1/4の株式もしくは持ち分を保有するとのこと。
従来のLMOから三元系にラインを転用することが予想されるが、コバルトの調達は中国商社から行うのだろうか。そうするとNECエナジーデバイスは、中国にも拠点を設けるのか。まだまだ分からないことは多いが、バッテリーの価格競争が加速することだろう。
また欧州勢も量産から手を引き、BoschなどのTier1サプライヤーも製造はせずに中韓メーカーから最安値を引き出そうとする戦略。
車載用電池のパッケージングに対する安全や品質の安定性は、さほど気にならなくなっているのか。市場に投入されているEVが少ない中でテスラや中国EVでは燃焼事故も起きており、今後ある程度の事故が発生することが予想される。
そのような流れが起こった場合、累計30万台のleafバッテリーで1つも事故を起こしていないAESCの品質は顧みられるかもしれない。中国ファンドへの売却が破談になった日産・NECの電池事業について、売却が決定したとのこと。
Envision Groupという企業について、自分は知らないのだが、下記を見ると非上場で風力発電事業をチリやスウェーデン、メキシコなどで展開している模様。
https://en.wikipedia.org/wiki/Envision_Energy
ストラクチャーは前回発表したのと変わらず、NEC持分をいったん日産が引き受けた後に売却というもの。ただし、全株売却ではなく、日産が25%持ち分をもつ。
完了は2019年3月29日までの見込み。
会社リリース:http://bit.ly/2KoQKAzリーフに使われているリチウム電池の技術を中国に譲渡してしまってよいのだろうか。電気自動車にとって電池は肝。
電池は、競争領域ではなく、協調領域として、オールジャパンで世界と伍していくいことを目指すべきでは。
豊田佐吉翁は85年前に100万円、現在の価値で言うと100億円とも言われる懸賞金をかけて電池を新型公募した。今こそ「日の丸電池」の開発を国を挙げて支援すべき。