家賃が200万円もするのにスタバがもうかる理由
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テナント代が200万円って激安なんですけど(笑)。商売やったことない人にとっては高いでしょうけど、スタバは、もっとテナント代かかってますよ。
スタバはなぜ流行るのか?という本によると、スタバは一等地に多額のテナント代をかける理由として、CM広告費をかけないことがモットーに挙げられています。なぜ、CM広告費をかけないかというと、お客さんを騙したくないからだそうです。質で勝負し、客を呼び込むのがスタバの経営術です。
コストを低く抑えるとかいう考え方がそもそも間違ってますね。商売の基本のキをわかってないです。客は賢いから、コスト低いものはすぐにお見通しですよ。
飲食店を経営してる人なら、コストは二の次ということが常識なんですが、未経験者のコスト管理意識が蔓延すると、商売はまずつぶれますね。
どんなビジネスもそうなんですが、コストを下げれば、成功すると思っている人は、それで経営をやっちゃってみてください。商売人は、顧客に対して、愚直に真面目ですが、コスト削って顧客を騙せたら、あなたは天才的なペテン師として、大金持ちになるでしょう。
注目のコメント
Manabuさんのコメントに重ねると、PLでの利益率とBSからみた利益率、分けて考えたほうがいい。
PLでの利益率は「ある物を売るときにどれだけが利益になっているか」。原価分解しやすいので考えやすい。
一方でBSから見た利益率は「そのビジネスをするために、どれだけの資金が必要か」という観点。もう少しかみ砕くと、売上100・利益10のビジネスが2つあったとして、片方はウェブサービス、片方は工場も必要な製造業だったとしてみよう。ウェブサービスは、そもそもBSがほとんどいらないと思われる。逆に言えば、その利益を使って拡大再投資がしやすい。製造業は、現在の稼働率が50%であれば倍増させるためには追加投資は必要ないが、現在稼働率が100%であれば、追加投資が必要。
BSから見た利益率(ROIC・ROA)は、こういったモノが必要なビジネスは低くなりやすい。BSからみた利益率が低いということは、投資に対しての効率が低く、特に成長フェーズでは資金調達が必要になる。
その資金調達については、負債や株式ですることもできるし、あとは運転資金ですることもできる。
たとえば、小売は収入は現金で入ってくることが多い。一方仕入れは月末払いなど後払い。そうすると仕入れて、その支払いをするより先に現金が入ってきて、実質的にはノーコストで資金調達をできる(運転資金のサイト日数の違いによる資金調達)。
PLでコストを払っているのか、BSでコストを払っているのか、そこを見ていくことがファイナンス的には重要。
昔その観点で、ドンキと同じくディスカウント業態の大黒天物産を比較したコメントを下記に書いた。興味がある方は是非見ていただきたい。
https://newspicks.com/news/2923073スタバはフェアトレードにも積極的に取り組んでいます。コーヒー豆が売れるとちゃんと生産者も儲けることができる仕組み。逆にこれまで長年に渡って生産者が「搾取」されてきたことに驚きを感じますけども。
フェアトレードとは
http://www.wakachiai.com/fairtrade/about_fairtrade/
コーヒー豆の倫理的な調達99%を達成
http://www.starbucks.co.jp/responsibility/99/