日銀の出方と円相場、市場どうみる あすから決定会合
日本経済新聞
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注目のコメント
今週はFOMCを差し置いて間違いなく日銀MPMが最大のイベントなります。事前報道にあるように10Yの目処を柔軟化するのは困難と見ますが、その他、目処の5Yへのシフト、80兆円表記の撤廃等々いろいろなオプションが取り沙汰されています。
もちろん、記事中コメントさせて頂いておりますように、為替が110円を挟んで不安定な動きにある中で大山鳴動して鼠一匹・・・ということもあり得るでしょう。とはいえ、本当にファインチューニング(断じて引き締めではない)したいのならば「為替110円、日経平均22000円台」の今のうちにやっておかないと二度と出来ないのも事実と思います。
この期に及んで現行政策に関して「副作用などない」という向きもあるようですが、もはやそれは市場ではとてもマイナーな論陣であることは各種報告や要人発言を見れば分かるでしょう。表だって円安進行というメリットがあるさと言えないのが辛いところでもあり、そういうグレーゾーンがあるから副作用の定義もモヤっとしているような。マーケットはモヤモヤが好きじゃないだけに今週はどっちに出ても波乱な金融市場かなぁ