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スマートフォンを15回も落として割れない? 次世代版「ゴリラガラス」の秘密のレシピ

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  • 商社 韓国現法社長

    ガラスはいくら化学強化しても割れる、樹脂は割れない。ではなぜガラスを使い続けるか?
    初代iPhoneに液晶カバーパネルとして採用されようとしていたのは、当時のフューチャーフォンで主流であった樹脂製でした。しかし、試作機の樹脂製パネルの質感をスティーブジョブズがどうしても気に入らず(安っぽい)、Last minutes でコーニングのゴリラガラスを使わせたそうです。
    以降10年以上も、android含めゴリラがスマホガラスのスタンダードになりました。
    ここにも恐るべしジョブスの影響が、、


注目のコメント

  • Chemical Manufacturer Chief Researcher

    強化ガラスは傷付きにくく正面からの衝撃には強い一方で、側面からの衝撃に極端に弱い性質があります。仕事中に強化ガラス板を小さく加工したい用事があって、わざと破壊したことがあるのですが、小口を軽く小突いただけでアッサリ粉々になり、あまりの弱さに驚いた記憶があります。

    化学強化か物理強化かでも物性は変わってくるのでしょうが、このゴリラ6、側方からガンガン叩いたらどうなるか試験してみて欲しいです。意地悪ですかね。

    <追記>
    takaoさんご説明ありがとうございました。
    ご指摘の通り、上記粉々になったガラスは物理強化ガラスだったと思います。スマホに使われる化学強化ガラスだったら粉々にはなりませんね。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    井上さんのコメントに重ねると…ガラスの強さは「綱引きの強さ」のイメージ。
    大人対子供の綱引きだったら、大人が簡単に勝つ。一方で、大人対大人が真剣にやっているときに、片方が手をいきなり離せば、すごい勢いで倒れる。
    強いガラスは、その力をなんらかの仕組みで作っていて、ただ割れた瞬間に力がかかりやすい。それの代表的な事例があ「プリンス・ラパートの滴」という実験(①)。見ているだけでも面白いので、是非みてほしい!
    化学強化ガラスは②、強化ガラス全般の仕組みについては③などが図と併せて分かりやすい。全部「綱引きの強さ」(応力)が司っている。
    http://gigazine.net/news/20130326-mystery-of-prince-ruperts-drop/
    http://www.sanshiba-g.co.jp/products/tempered/chemical.html
    https://www.asahiglassplaza.net/gp-pro/knowledge/vol21.html

    〈追記〉takaoさん、ありがとうございます!自分も基本はおしくら饅頭なのですが、応力限界に達した時の反応がおしくら饅頭より綱引きの方が近いかなぁと。原理レベルとイメージ、両方合うアナロジーがあると嬉しいのですが…
    あとコメント欄でいくつか出てる製法、フロート法とフュージョン法について。液晶ガラス自体では、Corningだけでなく、日本電気硝子もフュージョン法。化学強化ガラスでも同様かまでは知らず…フュージョン法は重力活用した「縦引き」。一方でガラスが建材含めてこれだけ高品質・大量生産できるようになったのはフロート法のおかげ。ちなみに最初に発明したのは日本板硝子が買収したイギリスPilkington。十分高品質ではあるが、液晶用に使うには重力に対して横向きで微細な波打ちがある。それを研磨して液晶用ガラスにするというステップだったと思う(少なくとも昔は)。そういう加工もスゴイし、技術オプションがあると、片方の技術の進化が止まった時でも全体として強い。生物だけでなく、技術も多様性は進化のために重要。
    ガラスの量産方法の進化、下記がオススメ。先人たちの叡智が凝縮されて進化してきて、今がある。
    https://kenzai-digest.com/glass-history/


  • 製造業 Marketing Manager

    日経の記事よりももう少し深く考察してる。

    コーニングに限らないが企業が製品の技術を発表した時にそのことをどうやって消費者に繋げてわかりやすく伝えるかは工夫が必要だな、と思わされる。

    この記事からも過去のコーニングの記事からもわかることは単なるスクリーンでしかなかったガラスを背面にもディスプレイのカバーとしても採用したAppleと、米国企業であるガラスメーカーのコーニングとの密接な関係だろう。
    ディスプレイの設計チームや筐体設計、インダストリアルデザインチームとも密に会話を継続しなければこの関係は築けない。

    AppleのiPhone、iPadでは端末のカバーガラスにゴリラガラスが採用されており、iPhone8/Xからは背面にもガラスが採用されているが、これは記事にも指摘のある通り、アルミ筐体だと無線給電機能との両立が難しいからだろう。そのビジネスインパクトだけでも相当なものだろう。よく話題になることだが、Appleが採用に至るまでコーニングはゴリラガラスの技術を自社でも端末用には見出していなかったわけで、Appleのおかげで11年前に全く新しい巨大なビジネス領域が突如生まれたわけだ。


    スマホ向け化学強化ガラスは今の所、ガラスの前面と背面のみで側面は強化されていない。強化してしまうと端面の曲面形状加工が難しいからだが、側面が強化されてないので落として側面から衝撃が伝わるとあっけなく割れる。六面強化ガラスも検討はされているようだが、今のところ陽の目を見ていない。


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