新型iPhoneの目玉「廉価版モデル」は発売が遅れる可能性
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市場で言われていることを簡潔にまとめると…
・2018年モデルは有機ELモデル2機種(5.8" & 6.5")と液晶モデル1機種。(6.1")
・有機ELモデルはデュアルカメラ搭載、液晶モデルはシングルカメラ
・3機種ともface ID搭載で外観は非常に似ている、はず。
・液晶モデルにはフォースタッチモジュールが非搭載の噂。
・液晶パネルのコストは62-3ドル、有機ELパネルのコストは100ドル超。
・以上のことから原価上でも明確に液晶モデルの方が安いことが予測され販売単価もUSD749程度なら設定出来る可能性が高い。
・逆に有機ELモデルはハイエンド向けになり、USD999, ないしは1199程度にまで到達?
この価格設定予測からも液晶モデルが最も売れることをApple側も流石に予測していると思われる。
液晶モデルでここまでで台湾系経済紙で噂された不具合は
・ノッチ部のカット加工の難易度
・従来機よりもかなり細くなった日亜のLEDを搭載するLEDバックライト(バックライトユニットはミネベア)の光漏れ
・タッチパネルの問題
いずれにせよ、単なるサイズアップの有機ELモデルよりは課題が多い可能性はあるし、量産前にどれくらいのスピードで問題を解決出来るかはサプライヤーの腕の見せ所でもある。
この辺りはJDIがどのように対応しているか次第ではないだろうか。遅れる場合もそれも織り込み済みかと。さて、どうなるか。また、もし下記を真とした時に、元々時差をもって投入する前提ではないだろう(去年Xの投入が遅れて、実際に見てから意思決定したいという買い控えもあったし)。サプライチェーンのどこ・どの企業で想定外が起こったか気になる。バックライトモジュールの組み立てとかだと、数年前はミネベアの勢いがあったところだが…
『(モルガン・スタンレーの)Hubertyはレポートで次のように述べた。「有機ELディスプレイを搭載した5.8インチと6.5インチのモデルの生産は予定通りの見込みだが、6.1インチの液晶ディスプレイ搭載モデルは、バックライト漏れにより量産化に1カ月の遅れが生じている」』