ツイッター株が2年ぶり大幅安、ユーザー数減少予想を嫌気
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市場がセンシティブになっているなぁという印象。
下記の決算説明会資料の4ページが分かりやすいが、過去5四半期に渡ってのMAUで、また次のスライドがDAUの前年比増加。今まで勢い良く伸びていたのかというとそうではなく、2017Q2から順に下記のような推移。
3億2600万人(米国6800万人)、DAU YoY+12%
→3億3000万人(米国6900万人)、DAU YoY+14%
→3億3000万人(米国6800万人)、DAU YoY+12%
→3億3600万人(米国6900万人)、DAU YoY+10%
→3億3500万人(米国6800万人)、DAU YoY+11%
http://bit.ly/2OnxwPk
「MAUの伸び<DAUの伸び」によるエンゲージメントの高まり→広告価値の高まりがここしばらくのキーポイントのように、過去の数値を見ている限りは思うのだが。
そして今回売上についてはコンセンサスを超えている(ちなみに前四半期が売上YoY+21%、今回YoY+23%)。前回はユーザー数がほとんど伸びていないのに株価は+3%だった。まぁそのときが30ドルほどで、今は今日の決算発表前に43ドルくらいまであがっていたというだけにも思う(発表を受けて大幅に下がっていても38.5ドルほど)。
https://newspicks.com/news/2984406アメリカとかヨーロッパの人にツイッターしてると言うと鼻で笑われるレベルでみんなやってない。
「なんで有名でもないお前がツイッターやっとんねや」と。
向こうでは結構ツイッター=情報発信みたいなイメージがあって、一般人はそんな発信することもねえやろと。逆に、日本ではコミュニケーションのツールとして重きを置かれてるところがあるから未だ人気が絶えないのかな。ましてや、フォローしてる人は情報発信タイプやけどユーザ減少は内容的に健全化策ゆえ是、業績的にも悪くはない。
では株価、市場反応のほうはと言えば、まずそもそも、この会社はつい最近まで赤字だった。年では昨年まで、Qでは4期前まで。そして2割下がったと言うが、それでも今現在PERは70倍近い。このところ一本調子で上げ続けて、この3ヶ月分の上昇がはげ落ちただけ。と言う事で、私にはマーケットも正気を取り戻したくらいの話に見えます。