【匿名座談会】借金は1億円。「かぼちゃの馬車」で人生が狂った男たち
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詐欺の手口が高度化してくると一般人には見抜くのが難しいという好例ではあるのだろう。都内でそれなりに稼いでいても老後が心配と思ってる中年層は多いだろう。案外と危ない橋を渡ったことも騙されたこともない人が引っかかってたりする。
・知り合いの紹介だったから、
・営業マンが信頼できそうたったから、
・本が出ていたから、
・銀行がバックにいるから、
・勢いがある会社だから、
・支店が爽やかな感じで活気があったから、
・今がチャンスですよとまくしたてられたから…
理由は様々ですが、いずれもが実は結構、見抜くのはあまり簡単ではない。最近ではホームページもしっかり作ってあるし、CMや広告も頻繁に打ってたりもする。(ドラマですがクロサギとかコンフィデンスマンJPとか観てたら詐欺師が本気出したら、何がどこまで本当なのか見抜くのって相当難しいとも思うけど)
1つ大事なことは…
美味い話には裏がある、美味い話は自分から探しに行かないと転がってないし、向こうからやってこない、ということだろうか。勧誘してるってことは「何かある」わけですよ。特に投資は慎重になった方がいい。利回りが高いものには必ず理由がある。「不動産の勝ち方」という特集で、冒頭から失敗談をお届けするのは違和感があるかもしれません。
しかし、今年春に発覚した「かぼちゃの馬車問題」の被害者が700人以上とあまりにも多いこと。そして、融資を一手に引き受けていたスルガ銀行の経営問題に発展していることから、本日の掲載を決めました。
かぼちゃの馬車のオーナーの口から語られたのは、後悔の念だけではなく、スルガ銀行の不可解な融資条件や、運営元の巧妙な営業手法でした。こうした失敗談から学べることは多く、不動産投資の未経験者が読んでも、貴重な内容になっていると思います。
失意の中、今回インタビューを受けてくださった3名のオーナーに感謝申し上げます。倒産記者として、さまざまな倒産しそうな会社の取材を進めるなかで、スマートデイズ(当時はスマートライフ)の商法に怪しさを感じたのは2年前。いよいよこれは危ないぞと感じたのは昨年秋前でした。その間も新たなサラリーマンオーナーが誕生していたと思うと、不動産投資における「情報戦」の厳しさを感じずにはいられません