医療の地域包括ケア支えるITサービス、どう差別化する?
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注目のコメント
"「製品単品での差別化は難しくなってきている」と話す。例えば電子カルテは多くの事業者が展開しているが、医師にとってカルテへの入力が必要な項目はそれほど違い"
大事なのは、サービスやアプリケーションの相互連携だと思います。
医療の世界では、以下の領域をつなげる必要があります。
・診療(電子カルテなど)
・診療予約(ネット予約など)
・決済
・薬局
ここに将来は、ヘルスケア関連サービスや、病院へのタクシー送迎、自己健康管理、遠隔診療、ビデオカウンセリングなどがつながってきます。
いかにサービス間の相互連携を行うかが重要かと思います。
連携のネックになるのがセキュリティなので、クラウド対応、かつセキュリティに強い企業が優位になるのではないでしょうか。事業所側がシステムを選定するときの基準として大きいのは、
安さのほかに、まずその地域で繋がらないといけない「キーマン(ほぼ営業先と同じ)」がどのシステムを使っているか、です。
しかも、地域によって、運営者によって、攻めるべきキーマンが違うのがさらにやっかいなんですよね。
ある地域だとケアマネ、別の地域だと訪問看護、在宅療養支援診療所だったりします。
訪問看護や薬局、介護施設といった運営者によっても全然違う
なんでシステム提供側は、そのキーマンを把握して落として行く、もしくは現場に入り込んだ圧倒的に使いやすいサービスにするかになるのかなと思います。後者は訪問看護だとewellさんのibowがうまくいってますよね。
また別の観点で、そもそもITサービスが普及しない要因として、、
医療介護業界て効率化する・人件費削減と言う観点が薄いということが大きいです。
月はじめにレセプト算定するのに、アクセス集中してシステムが止まって深夜まで作業してることなんて毎月、普通に起きています。
よくツイッターで悲鳴が聞こえてますが、どこか私頑張ってます感があります。。苦笑持続可能性という観点では、この分野はビジネスとして扱う難易度が極端に高い。国がやるのか、ビジネスとしての出口(マネタイズポイント)を多様的に保有する企業が無償に近い形でやるのか。
あとは、個人情報関連規制のガチガチさとその整理がないと進まないですね。