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本映画に惚れ込み上映支援活動を2年程続けております。少し補足させて下さい。テッド氏は、教育が変わらないと、市民社会の存亡が危ういという危機感を持ち、私財で映画を作り、現在は、アメリカの教育改革を様々な形で支援しています。評論家やお金の支援をする方は米国に多くいますが、彼のように、全国の学校200校以上に足を運び、先生方に尊敬の意を持ち、ローカル、先生方やコミュニティを中心とした改革を、取材の具体例で提案されている方は稀有だと思います。学校の大いなる可能性について、取材をベースにまとめた新刊のWhat School Could Be は邦訳されてないのですが、中国語には発刊のタイミングで訳されています。書評を書きましたので、共有させて頂きます。
https://note.mu/tuttlemori/n/nfa6e94bc0c77

来日も彼の日本の教育改革を支援したいという善意で実現しました。彼の様な人の来日も増えて欲しいですが、日本でも教育書の良書の翻訳が増えると良いですね。
イベント当日、ボランティアとして司会をさせて頂きました。

映画"Most Likely to Succeed"に感化され、舞台となった米カリフォルニア州サンディエゴにあるHigh Tech Highに昨年行ってきました。
同校の見学はウェブ上から申し込めるようになっていて、非常にシステマティック。
全米の学校の先生が見学に来るようになったため、システム化したとのこと。

以前、同校について教育新聞にて書かせて頂きましたので一部を転記致します。これからの教育を考える上でご参考になれば。

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2010年にカリフォルニア州サンディエゴで開校された”High Tech High”。公立高校だがここではテストが存在しない。

同校では、テストがない替わりに文化祭で子どもたちを評価する。子どもたち同士でグループを作って、あるグループは工作をしたりまた他のグループは演劇を行ったりと多種多様だ。テストがないというと、教員も親も「子どもたちの関心に沿ったことは出来るだろうが、進学出来るのだろうか?」と心配になる。しかし、同校の96%の卒業生が大学に進学し(内66%が四年制大学)、86%の卒業生は大学に在学中か卒業している(米国平均59%)。また35%の卒業生は初めて大学に入学できた世代。63%は有色人種で占められ42%がランチ補助を受けている。ランチ補助を受けているということは就学援助を受けているということで、約4割が経済的に困難を抱える家庭だということを意味している。その子どもたちが、テストのない環境で大学に進学している。

今後テストの存在をどう考えれば良いか。テストには本来的に2つの側面があると考えている。子どもたち自身が理解度を把握するという点と、教員が授業中に教えた内容がどの程度子どもたちに伝わっているかという点だ。今日テクノロジーが発展し、過去には出来なかったような個別の習熟度別学習が「スタディサプリ」等のアプリを用いることで可能になっている。子どもたちが自分たち自身でどのくらい理解しているかを把握することが出来るということだ。そうなると、テストは実は教員のためのものということになる。果たしてそのようなテストは必要なのか。テクノロジーによって社会がスピードを伴って大きな変化を遂げている今、私たちの中にある「常識」を常に疑うことが求められている。
そういう教え方ができる教員を育成するのを待ってはいられない。課題解決型の教育ができる人が教室を仕切ることにすれば変われる。

4歳の時、好奇心に満ちあふれていた子供たちが、高校生になるころには、勉強に興味や情熱をなくし、何がテストに出るかだけを気にするようになる。こうした生徒たちはこの先、失業者になってしまうのではないか
との指摘は、「忖度」が流行語になる今日の日本ではなおさら至言。
テッドさんとのミートアップに参加した。このイベントを主催した竹村詠美さんがやっているMost Likely to Succeedの上映会は、全国で行われて、子供、保護者、教師、教育関係者が参加し、とても豊かな対話が生まれている。ぜひ足を運んでみてください。
http://www.futureedu.tokyo/most-likely-to-succeed-screening-schedule-in-japan/
キャリア論や幸福論など、様々なリサーチの結果として「好奇心」の重要性が指摘されて久しい。しかし、現代の学校教育は、そうした「好奇心」の育成について、かなり失敗しているように見える。