習氏「強国」路線後退=対米悪化で不満拡散か-中国
コメント
選択しているユーザー
常識的には逆じゃないの?
アメリカに貿易戦争を吹っ掛けられた以上、今、この情勢で中国共産党が習一強体制への不満で内部抗争するなんて、あり得んでしょ。
逆に、習一強体制化がこのことを見越した、正しい方針であったと言うことで、より習氏の指導力が強まると思うけど。
清朝の没落とそれに続く、中国の半植民地化は「アヘン戦争」という貿易戦争から始まったという歴史を鑑みれば、中国共産党は中国の未来をかけて、全力で反撃してくると思う。
ただ、まだ、米中の実力には差があるので、習政権は慎重に戦略を打ち出してくるだろう。
例えば、習主席への権力集中なんてイメージは中国にとって死活的に重要な対EUや独関係にはマイナス。なので、できるだけ、習一強のイメージがつかないように、気遣うのも当然な話で、それを在京マスコミは、習一強への不満というが、僕は逆だと思う。
中国は本気だからこそ、習一強が表にでないように気づかっている。
注目のコメント
米中貿易戦争に対する中国メディアの論調をずっと追っていますが、今のところほとんどが米国非難です。
しかし、中国にも問題があるのは明らかなので、そろそろ中国側の課題も出てくるはず。
だからそれを習近平政権の路線後退と結びつけるのは、まだ早いと思う。このごろ「メイド・イン・チャイナ2025」はあまり言わなくなったようだ。
「すごいぞ、われの国」(厉害了,我的国)も皮肉の対象となっている。
(利,害了我的国)----日本語ではどう翻訳するかわからないが、むしろ言われている。
ワクチン・スキャンダルなどがこんなに製薬企業、監督する政府機関、法曹界に不信,不満を持っているのは、いままで経験したことはなかった。
とてもアメリカと競合なぞできなくなっている。鄧小平時代は、外交に関して「とう光養晦」路線が敷かれた。爪を隠し、能力を隠す戦略だ。しかし、中国は力をつけ、自信を持ち、習近平は中国の夢という言葉を多用しながら、強国路線に明確な舵を切った。当然、世界一の覇権国の米国とは対立する。今年の北戴河では、強国路線が時期尚早だったのではという議論がされても不思議ではないかな。