三菱UFJ信託銀が「個人データ銀行」 企業に仲介
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Googleは便利だけど裏でデータを使って稼いでいる
個人からみると、そのデータをGoogleでない別の会社に渡せばもっと便利、もっと得する可能性がある
その得する可能性を最初から諦めるんじゃなくて、とりあえずちゃんと考えよーぜってのがGDPR
分かんないより分かる方が良いけど、考えることって思ってるよりめんどくさいのだけどそのあたりをサービス設計としてどう考えてるんだろう
注目のコメント
信託の本領発揮です。
信託の対象としてはカネの信託とモノの信託があり、(前者は説明不要でしょうから)後者について含まれるのは、有価証券や不動産のほか、付随的なサービスとしてペット信託などと多彩です。
信託の機能としては、権利当事者から利害関係を切り離した第三者としての「エスクロー」的役割が、最も社会的有用性が高いので、安心できる保管先としては金融資産だけではなく情報も含まれてくるでしょう。
最近、このグループは躍動感が感じられますね。信託業務がそもそもなぜ発展してきたのかと考えると、一種自然な流れ。
一方で、わざわざ信託銀行という独立した第三者機関が保管をすることで業務になるというのも、はるか昔にはよく分からない仕組みだったと思う。
お金や遺言といった、現在の信託銀行の業務で補完する財とは、リアルタイムで生まれる情報は違う。それをどうやって管理可能・活用可能な形で保管していくかノウハウが問われそう。
<追記>もう少し書くと、情報はこれまでGAFAなりが握っていた。GAFAが握っていれば、自社のサービスの変化と併せて保有するデータを進化させやすい。
そのなかで、第三者に「信じて託す」ニーズが出てきている。それは、ビジネスというより、個人情報が増えたこと、その扱われ方への疑義、GAFAの力が強くなりすぎていることなどがあろう。
逆に上記に書いたように、第三者に託すには、託す分だけ手間がかかる(データフォーマットとか)。それでもニーズが出てきているというのがここまできたか、という印象。
そのうえで、ニーズはあるが「誰が、誰に対して、お金を払うのか」という議論も出てくる。基本的に情報はそのままのほうが扱いやすく、信託するという面倒くささや、信託機能を有効にするにはコストもかかるわけで、コストがかかるなら誰かからお金を得ることが必要。
記事にあるレベルのやり方であれば、各社ごとにアプリを出すなりすればよく、本来的にはもっと広範囲・包括的であって効果が増すものだと思う。<追記終>面白い動きですね。何を誰に提供し何の対価をうるのかしっかり管理するというアプローチはいいと思いました。
このままでは情報を集める企業側は一旦三菱信託のプラットフォームを通す必要があるため、力のあるところはスルーしそうな気もします。