デキる組織の人事は、「設計」よりも「運用」がうまい
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HRD・人事・管理本部などと言われるため、何かを決めること多いこの職業。ただ、それをつくっただけでは意味がなく、”運用”できることが求められる。
会社つくりも、チーム作りも、まったく同じ。
実際にとあるチームを見ても、一人ひとりのモチベーションなどは高いが、チーム単位でみてみると、なかなかうまく機能していない。
皆がエムバペだったとしても、ある程度の試合では勝てるかもしれないが、レベルが均衡していたり、重要な試合では勝てない。
彼がうまく生きるように、ポグバがいないと。
人事は経営だ。
注目のコメント
下記でもコメントしたが、人事や企業文化は、人が絡むからこそ難易度が極めて高い。制度も重要だが、それを運用できるかがキーといういのは本当にそうだと思う。
そのなかで、人事を「水を運ぶ人」と捉えるのは言いえて妙。そして、人事に関する事項は「人事部」だけではなく組織全体が絡んでくることになってきていると思う。その意味で、各組織の長やメンバーがそれぞれこういった考え方で「水を運ぶこと」に労力を惜しまずできるかは、組織風土や効率にも大きく影響すること。
『イビチャ・オシム監督がサッカー日本代表を率いていたときに、縦横無尽に献身的に動く人を「水を運ぶ」と表現したと言う。成果を出すために必要なのは、注目されるスター選手だけではない。攻めと守りの間に入り、周囲の選手をサポートするために動き回る。その役割が実はとても重要だというのがオシム監督の考察だ。
人事も実は、同じことが言えるのではないだろうか。会社という組織が力を発揮するために、最大限のサポートをし続けるのが人事だ。』
https://newspicks.com/news/3169182人事って本当に難しい仕事だと思います。戦略思考、専門性、リーダーシップ、全てが求められる総合格闘技です。
難しいワリに、多くの場合は裏方とみなされる。それでも会社の命運を決める極めて重要な裏方です。だから面白くて、価値がある仕事。
あるCEOが「右手にHR、左手にファイナンス」だと言ってました。この2つの部門のトップがしっかりしてれば会社はなんとかなると。会社をやってみると気づけば考えてるのはお金と人事のことばかりで、確かにそうだなと思わされます。
自分は自分の持ち場=アジアでのHRの育成を引き続きライフワークとして続けて行きます。
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イビチャ・オシム監督がサッカー日本代表を率いていたときに、縦横無尽に献身的に動く人を「水を運ぶ」と表現したと言う。成果を出すために必要なのは、注目されるスター選手だけではない。攻めと守りの間に入り、周囲の選手をサポートするために動き回る。その役割が実はとても重要だというのがオシム監督の考察だ。すべての人が満足するような制度設計は難しい。だからこそ、できるだけ不満がでないように運用していくことが大切。できるだけ不満が出ないように運用するためには、日々の上司のマネジメントが重要であるので、人事が目を配らせて正しく制度運用ができているとすれば、それは素晴らしいと思います。