【小山薫堂】「くまモン」はこうして生まれた
NewsPicks編集部
239Picks
コメント
選択しているユーザー
「皿を、割れ」という熊本県知事の蒲島さんの言葉が響いた。
皿を割ることを恐れないチャレンジ精神があるからこそ、くまモンは県民をはじめ皆から愛されるんだなと感じた。
くまモンを広めるためにとった戦略として、当時はまだ行政がSNSを使って広報するのは極めて珍しい時代であり、行政なのに何ふざけたことやってるんだという批判もあった中、くまモン戦略を進めた県職員の方々の決断はまさに「皿を割れ」というチャレンジ精神、熊本を知っていただきたいという熱い想いそのものであった。公務員としてのプロフェッショナルを感じた。
注目のコメント
実は、水野さんがものすごい数の候補を描いてあれに決定した。「あれは全然『ゆるキャラ』じゃなかとばい」と、県職員筋から伝説として聞きました。のちに水野さんにも確認しました。
ここに出ているいくつかの要素(薫堂さんの見える目・蒲島知事の判断力・職員のやる気等)も大事だけど、たった一人の水野学さんのデザインセンスが、本当にすごいと思う。こういう一言が次のプロジェクトを生みますよね。
2009年7月、九州新幹線の全線開業に向けた大キャンペーンを行うための「新幹線元年委員会」が結成され、僕はアドバイザーに就任しました。が、依頼を受ける交換条件として、県庁の職員にこう伝えたんです。
「熊本県民の意識改革のためのキャンペーンをやりたい」