知的であるかどうかは、五つの態度でわかる。
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知的かどうかは、
1. 異なる意見に対する態度
2. 自分の知らないことに対する態度
3. 人に物を教えるときの態度
4. 知識に関する態度
5. 人を批判するときの態度
で分かるという。
確かにこれらは人により違います。知的の定義にもよりますが、「器」の大きい人が、これらの態度に余裕がある気がします。相手を知的かどうかを判断しようとすること自体、あまり知性を感じませんね。ってか、「知的」ってつまり知性ないかもしれないけどあるっぽくは見えるってことだから、要するにバカにしてるようにも思う。
1.異なる意見に対する態度
間違ってることは自分の考えだろうが相手の考えだろうが間違ってるわけで、自分と異なっていても尊重するというのはおかしい。
2.自分の知らないことに対する態度
知らないことでも興味のないことはやはり興味ないというのが自らの好奇心に忠実な態度。なんでも知らないことに興味を持つのは、自分が知らないことがあることが許せないという意味で、知ったかぶりと大して変わらない。なんでも聞きますという態度そのものでマウンティングして、自尊心を保とうとしているようにみえる。
3.人にものを教えるときの態度
教えることや教え方自体にこだわっているうちは、ちゃんとは教えられない気がします。真に理解していて、伝えたいことがあれば、教え方なんてものは無意味に帰します。
4.知識に対する態度
知識は追いかければ際限がない。そしてつきつめれば下らない。知識を尊重している人は信用できない。
5.人を批判するときの態度
相手の「知恵」を高めるだなんて烏滸がましい。っていうかこの場合の「知恵」とはなんだ?
でも、おかしいものはおかしい。相手を貶めるとか貶めないとか関係ない。
この人の言っている「知的」とは、所詮は自分と相手との間の問題になっている。あらゆる苦悩は相手と自分とを相対化するところから始まっている。