クロアチア、3試合連続の延長戦を戦い抜き初の決勝へ。イングランドは52年ぶりファイナルならず【ロシアW杯】
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W杯準決勝、第2試合はクロアチアVSイングランド。
クロアチアが2-1で勝利し、(ユーゴスラビア時代含め)初めての決勝進出。
先制したのはイングランド。いきなり前半5分に、得意のセットプレー(FK)からトリッピアーが直接ゴールを決める。
一方のクロアチアは後半23分、ヴルサリコの右からのクロスをペリシッチが左足をうまく出して見事な同点ゴール。これで1-1。
そのままお互い譲らず、延長戦に突入。
試合が動いたのは延長後半4分。イングランドのクリアこぼれ球を、クロアチアのペリシッチが競り勝ってボールをヘッドでゴール前に押し出す。これに反応したマンジュキッチが左足でゴールを決める。これでクロアチア勝ち越し、2-1。
延長後半11分、イングランドのトリッピアーはピッチの外で治療を受けるも、戻れず。しかし交代枠を使い切っており、イングランドはそのまま10人での戦いを強いられる。
アディショナルタイムは長めの4分。イングランドはセットプレー(FK)でラストチャンスをつくるも、クロアチアがボールをクリア。そのままタイムアップ、試合終了。
決勝トーナメントに入ってから、3試合連続の延長戦を戦ってきたクロアチア。延長戦突入後にも毎度発揮するタフさ・強さを発揮して値千金の勝利をあげました。
本当にお見事でした。
これで決勝戦のカードは、フランスVSクロアチアとなりました。
フランスが勝てば、20年ぶり(1998年フランス大会以来、5大会ぶり)2度目の優勝。
クロアチアが勝てば、初優勝。
さて、どうなりますか。クロアチアの体力、精神力には心底感銘しています。2試合連続PK戦からの今日の延長戦。他国に比べて明らかに細いカラダのどこにダイナモがあるのか。
イングランドは運がなかった。ケインのシュートが決まらなかった。あと先制点を取ったのが早すぎて、精神的にゆるんでしまったのかも。It’s coming home. は叶いませんでした。でも若いチームです。今後に大きな期待を持たせてくれました。
あと2試合しかないんですね。寝不足の日々が終わるのは、ホッとするかたわら淋しいです。この試合、イギリスの田舎町のパブで見てました。殆どのパブが満員御礼状態で凄い盛り上がりでしたね。移民とおぼしき人たちやアジアからやってきた学生達もこぞってUKを応援しているのが印象的でした。正直決勝でイギリス対フランスが見たかった!歴史的経緯も手伝ってそれこそ歴史的一戦になったはずですよ?!残念。あからさまなファールが結構映ってましたね。クロアチアのファールありきでそれに負けない個人技は凄かったです。