【解説】こうして銀行を騙す。横行する「粉飾の手口」を教えよう
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大阪金利に、大阪型粉飾・・・大阪の金融機関にも同情しますが、
記事のメインで扱われている通称「借入残表」(銀行別借入状況を取引先銀行に開示する目的で作成)の不正操作は全国共通で伝統的手法です。
そう簡単には行かないのですが、個人信用情報をCICでシェアできるような仕組みが企業信用にも存在すれば、こうした情報の非対称性を背景とした社会的コストは削減できるのでしょうが。編集・校正を担当しました。今回の「こうして企業は倒産する」は、大阪を中心に横行する「複数の決算書類を作成する粉飾手法」について、実際の倒産事例をもとにした銀行取引明細の作成パターンを解説します。
敵を知り己を知れば百戦危うからずー。粉飾倒産に巻き込まれないためにも、プロの銀行マンをも欺く彼らの巧妙な手口を理解することがまずもって大事です。図表とあわせて読むことで、理解が進むはず!まあ、この程度は序の口。
基本の基本で、世の中もっと凄まじい粉飾はいくらでもあります。
となると、決算書だけで粉飾を見抜くのは意外と難しく、社長の態度や様々な定性的な要素を含めて判断することになります。
というか、定量的な判断だけならアラカンなどのシステムでできるわけで、人が判断することもないわけですね。
例えばよく言われる粉飾の判断は、社長の庭の状況を見るというもの。
地方では立派な庭を持っている家に経営者が住んでいることが多いものですが、庭の手入れが怠りはじめた、ということは資金繰りが厳しくなったというバロメーターになるわけです。
このように単に決算書の定量的な数値だけでなく、周囲の状況から粉飾を見抜くのが、本当のプロの技なのです。
最も最近はこういう技を持つ銀行員はめっきり少なくなりましたけどね。