【独自】家電は「情報産業」に。元グーグルエンジニアの予言
NewsPicks編集部
349Picks
コメント
注目のコメント
今回の井戸社長の取材で印象的だったのが、家電は「情報産業」という言葉でした。グーグルでソフトウェアのエンジニアをしていた創業者だからこそ、ハードウェアでも高速サイクルで改善を繰り返すビジネスモデルを思いついたという話は説得力がありました。
アンカーのビジネスは、アマゾンで売比率を高める理由から製造モデルまで、全て合理的だと感じます。これからダイソンの掃除機や将来はEVなど、もっと難しい家電、製品を安価で提供するようになると面白いなと思います。「家電は情報産業」にというところの本質は以下のあたりにあると理解しました。
- ハードウェアをソフトウェアのようにハイサイクルで改善する。メーカーとして結局お客様が何を求めていて、どう反応するかっていうのをもっとも早く知って改善できた企業が勝つ
- ソフトウェアやウェブサービスが進化すればするほど、ハードウェアと組み合わせることでさらに便利な使い方が無限に生まれてくる
従来の発想からすると、ハードウェアは投資先行のモデルですし、ソフトウェアと違って在庫の概念もあるし、PDCAをまわしていくためのデータが蓄積されるづらい。
Googleのエンジニアだからこそという面もたぶんにあるでしょうけど、IoT時代にも突入していく中で、ハードウェアビジネスは今後まだまだ大きく変わっていくポテンシャルがあるのかもしれませんねアマゾンだけでも、もはや十分、世界的な企業へと成長できるという事例。アマゾンはもはや企業ではなく、国家に匹敵する経済圏をつくりあげた。ないのは、軍隊という暴力装置だけだが、未来には「個人のセキュリティサービス」も販売しはじめるんじゃないか?