ベンチャーブームに沸く日本人が知らない壁
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いいニュース。
ちなみに東京ミッドタウン日比谷のオープンイノベーション支援施設の入居者はほぼ見当たらないのが実情。入居者へのマーケティング力の強化が課題。
注目のコメント
「起業」と表現すると今でもまだ普通の会社員には難しい等のイメージがありますが、ひとつには「会社の立ち上げ」と「事業の立ち上げ」が混同されがちなのも背景にあるように感じます。
「会社の立ち上げ」自体はそんなに難しいことではないにも関わらず、その経験・知識が無いビジネスパーソンが多いため、難しいというよりもイメージがわかないというのが正確なのだと思います。本当に困難であり、重要なのは「事業の立ち上げ」であり、それを軌道に乗せることですが、実はここの部分は少なくないビジネスパーソンが既に所属企業において何らかの形で経験しているものです。
従って、既存企業に勤めたことがないままに最初から自分の会社・事業を立ち上げるピュアな起業家に比べて、本来は多くのビジネスパーソンの方が事業立上げ・運営の経験は豊富であり、優位な立場にあると個人的には考えています。
最近は会社の設立や会計・税務・労務・IT等の運営インフラを支援する外部サービスも充実するなど、起業家が事業立上げと運営に集中できる環境が整っており、起業のハードルはそれほど高くないと感じています。
但し、起業はひとつの選択肢に過ぎず、企業内での事業立上げがベターであるケースも多いでしょうし、起業に踏み切ることと当該事業が成功するかはまた別の話であり、最初から起業ありきなのも如何なものかと思います。言い古された表現ですが、「起業はひとつの手段に過ぎない」と考えます。そりゃアントレプレナーではなくて堅実なサラリーマンを量産する教育や社会体制をしてきたんだから、少ないでしょ。経産省主導とか資金注入も大事だが、マインドセットから地道に変えていかないと。