米朝協議：北朝鮮、米を批判「非核化の意思揺らぐ」

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• 神保 謙

  慶應義塾大学 教授

  ・2018年07月08日

  米朝会談からわずか1ヶ月足らずで早くも非核化のモーメンタムは失われている。北朝鮮は非核化の宣言や核実験場の廃棄などの姿勢事態を高く売りつけようとして、米側は非核化の入り口に過ぎないとみなしている。非核化・検証の作業部会の設置にはかろうじて合意したが、明らかに北朝鮮の関心は低い。もう数ラウンドで見切りをつけるべきときが来るのかもしれない。