【完全解説】元祖「仮想通貨ショック」。マウントゴックス倒産記
NewsPicks編集部
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注目のコメント
編集・校正を担当しました。倒産記者として16年。さまざまな倒産企業を取材してきましたが、今回紹介する「マウントゴックス」は異例ずくめの案件でした。
今後起こるであろう、仮想通貨交換業者の倒産後の状況をシミュレーションするうえでも必ずや参考になる案件です。仮想通貨をすでに保有している方、これから購入を検討している方、少しでも関心のある方々、ぜひご一読ください!今年1月「コインチェックショック」の時は、セキュリティの脆弱さに加え、相場が大きく下がったことによる補償方法も話題になりました。
しかし、4年前に倒産したマウントゴックスは全く逆。ビットコインを消失したにもかかわらず、逆に相場が上がったことで、残っていたビットコイン分で債務をまかった上で、「誰が差額分をもらうのか」が問題になっています。
仮想通貨は、あまりに相場の乱高下が激しいため、取引所が倒産した後にトラブルが起きるケースがほとんど。対応策を考えなければ、いずれ同じ問題が繰り返されると思います。
それにしても、4年前の記者会見で袋叩きにあったカルプレス氏の変わり様に驚かされます。NewsPicksでは、今年1月の特集でカルプレス氏への直撃インタビューも実施しております。併せてご一読ください。
https://newspicks.com/news/2796326この記事を担当された帝国データバンクの内藤さんのコメントがこの案件の特殊性を物語っています。複雑すぎます。
"倒産記者として16年。さまざまな倒産企業を取材してきましたが、今回紹介する「マウントゴックス」は異例ずくめの案件でした"