「連続起業家」にPEが注目、保有に固執しないミレニアル世代発掘
コメント
注目のコメント
記事中にもありますが、ベンチャーシーンが変わってきているというのは間違いないです。いろんな文脈で日本のベンチャーはダメだ的に批判する人はいますが、エコシステムという観点では時系列で見たら確実に発展しています。ブームとかではなく、長期トレンドとしてずっと拡大傾向にあるので、時系列的な変化で見る必要のある対象だと思います。
連続起業家、現役経営者かつエンジェルみたいな層はこの15年ぐらいでじわじわと増えてきていますし、創業者として一生所有することにこだわらない起業家が増えてきているという点もPEファンドとの接点が出てくるのも必然かと思います。
M&Aも増えている中で、やっぱりMBOしたいというときの頼れるパートナーとしてもPEファンドの存在は重要になってきています。
個人のキャリア的な観点でも、将来PEに行きたいという若手は、投資銀行からじゃないといけないと思ってる人が多いですが、こうしたトレンドも加味するとスタートアップやベンチャー経験がプラスになってくる可能性が高いと思います。ビフォーメルカリ、アフターメルカリで、日本のスタートアップシーンが一変するだろう。
シリアルアントレプレーを中心として、今までとは比べものにならない優秀な起業家が、100億という単位で資金調達をして、大勝負をする。
日本のスタートアップシーンが、シリコンバレーの世界観と同じステージにあがるだろう。記事のタイトルがわかりづらかったのですが、ミレニアム世代の起業家は、起業してもその企業を保有することに拘りがないので、PEといては買いやすくて良い、との趣旨でした。PEとしては投資もしやすいということで、起業家にとってもExitしやすい環境が増えるのは望ましいので、良いことですね。