「子どもを大学へ」親の期待にも格差 収入・学歴が影響
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学歴の高さと収入の高さが、ゆるくしか相関しない社会、
学歴の高さと権限の大きさが、ゆるくしか相関しない社会をつくる方がいいと思う。
(まったく相関しない社会は、一方でよくない)
「保護者の収入が多く学歴が高い家庭ほど、子どもは成績が良く、大学進学にかかる期待も高い」という認識を前提に、
「保護者の収入が少なく学歴が低い家庭でも、子供の成績がよくなり大学進学に期待できる社会」をつくろうとするのは間違いだと思う。
それでは、格差自身はなくらず、社会的移動性が高まるだけ。
一元的格差社会の存在をそのままにして、
格差社会の下にいる家庭から格差社会の上に行ける子供が増えることは、格差社会の上にいる家庭から格差社会の下に行く子供を増やすことなしにはできない。
それは、一元的競争を激化させることになる。
学歴、収入、権限がゆるくしか相関しない社会になれば、
それぞれの上にいることで部分的に自己実現ができる。
そういう部分的自己実現ができる人の絶対数が増えるようにするのがいいと思う。小中高の図書館には参考書や問題集が置いていない。
寄付を募ったら、たくさん頂けそうなものだが。
そういうものを貸し借りできる環境が学校の図書館の場に創設されると良い。
新学年のたびに、参考書や問題集を買うのに出費がかさみ、親に申し訳ない。まず前提として、「義務教育はナンセンス論」が最近流行っていますが、個人的には上位5%くらいは別として、学校教育が人材のベースラインを作っているという事実は疑いにくいと思っています。それは高校や大学でどういった友達と付き合うかという部分も含めてです。
また全員が良い教育を受けて思考力を身に着けたとすると、必ずしもパイを奪い合うばかりではなかろうと思います。市場のアッパー自体を押し上げることができれば、国力を引き上げることができれば、テクノロジーの進化を早めることができれば、僕らは少なくとも資本主義の文脈の中では豊かになることができる。
プロブレムとして大きいのは、小学校低学年くらいまで子供が一番長くコミュニケーションする相手が、「大学とか行かなくて良いんじゃね」というポリシーの親だということだと思います。
教育機会を作ったところで、それを掴むかどうか、根本的なところを解決できていないんじゃないかと。
学び、それをビジネスに活かすというリニアな価値観が必ずしもすべてではないと思います。
一方で所得や生活レベルといった期待値を高めることを基準に置くと、無視していられもしない問題。