モリカケで政策議論ができない国会 小泉議員ら自民若手が画期的な改革案
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オブザーバーとして関わっておりました。本日夕方に記者会見が行われますが、先立って小泉議員ら3人の議員へのインタビューが報じられています。
主な問題意識は、とりわけスキャンダルに関して徹底的に検討する場が明確でないため、本来国家ビジョンを話すべき党首討論や、政策を話すべき予算委員会や厚労委員会などでも、森友・加計問題などが議論されてしまう点にあります。スキャンダルについて結論をだす特別調査会を設置し、国政調査の強化、参考人招致を行い報告を出すことで、政策がストップしないことを目指しています。
国会改革は票にならないこともあり、過去に議論はあっても決定には至りませんでした。ぜひ与野党の国会議員に議論を尽くして頂き、改善すべき点は改善して頂ければと思います。公文書の改竄は由々しき問題ですし、疑惑は徹底追求する必要があります。
一方で、こうした疑惑を口実に野党が審議拒否を続け、結果として国全体の議論が滞っている状態は、どう考えてもおかしい。
国会には「会期不継続の原則」があり、会期中に議決されなかった法案は審議未了で廃案になりますが、これでは野党側が難癖をつけて審議を引き伸ばせば、なんでもかんでも時間切れで廃案にすることができますし、真剣に事の良し悪しを議論するよりも、なるべく審議しない方が良いという、意味のわからないインセンティブが働いてしまいます。こんなふざけた仕組みはないでしょう。
今回の改革案は、こうした構造の解決策として機能するのではないでしょうか。個人的には若手議員からこうした提言が出されるのも嬉しい点です。素晴らしい!国会改革の動きが若手から上がっています。モリカケ問題で国会が停滞したら、損するのは国民です。大臣が海外出張に出れないと、損をするのは国民です。国民がもっと声を上げないと、日本国の最高意思決定機関である国会が機能しないです。みんなでシェアして、声を上げましょう。(^^)/