ルノーの完全子会社にとの要望果たせる可能性ゼロ-ゴーン三菱自会長
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日産の社員にナイショで話を聞くと、「ルノーの子会社にはなりたくない」との声が多くあります。企業は人なりですから、無理筋の合併を強行して、優秀な人材が出て行くのは得策ではないでしょう。
ただし、状況に変化がないと言い切れるかどうか。法的な合併は日仏の現行会社法では不可能なので、ゴンさんがいうmergerは、合併ではなく事業合体。平たくいえば、複数組織の「がらがらポン」のことで、これを無理矢理にはやらないと言っているのだろう。
「独立、対等」も、よくある数量的・形式的な平等ではなく、支配被支配のない、自律的・自主的結びつきを意図している。メンバーのそれぞれが権利を得、義務を負う。連合や同盟に近い。
ダイムラークライスラーやフィアットクライスラーとは違う、前列のない統合形式なので、理解できる人は少ないと思う。発想の基本は人のやる気であり、人が形成する集団のダイナミズム。少し意地悪な事を言えば、日本で発言しているのがポイントかと。
ルノーの株主フランス政府との共同会見での発言なら信用できる。