安倍晋三首相「最後は私が金委員長と向き合う」 拉致問題解決 日朝首脳会談に意欲
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米朝首脳会談で朝鮮半島の平和にむけての第一歩が踏み出されたことに対し率直に評価をいたしますが、米朝首脳会談を踏まえて日本が今後どのように外交交渉していくのかが重要です。
今回の会談で北朝鮮は、体制の保証を得ることができ、米韓の軍事演習の中止も言及され、国際的な好感度を上げることにも成功したように見えます。
しかしながら、日本はどうでしょうか。
安倍総理ならびに我が国が、会談結果に求めていたものとはかけ離れた状況になっていることは周知の事実であると思います。
残念ながら最大限の圧力路線での外交を続けてきた日本は、カヤの外に置かれ、日本政府がこれまで主張を続けてきた拉致問題は確実な進展を見せたとは言えません。
非核化に関しても具体的な期限や「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)など肝心な部分が共同声明には盛リ込まれることはなかった上に、トランプ大統領からは非核化に必要な費用は日本と韓国が支援するだろうという発言なされるといった状況です。誰の目から見ても外交成果を全く勝ち取ることができなかった。日本にとって大きな敗北ではないかと多くの国民が心配しているのではないかと危惧をいたします。
安倍首相が、六月十六日、北朝鮮の非核化に関して、核兵器の廃棄に必要な費用を日本が負担する可能性があることに言及しました。安倍首相は非核化のプロセスにかかる費用に関連して「国際原子力機構(IAEA)の査察にかかる費用を日本が負担するのは当然だ」としたうえで、核兵器の廃棄に関する費用負担については「国際社会で話し合う。何らかの国際約束はあり得る。査察を含め非核化で日本も利益を得る。そういうことは考えていく。」と述べられましたが、これはトランプ大統領の言うような日本と韓国のみが支援するという認識ではなく、アメリカや中国など関係する国々を含めた国際社会と費用負担をしていくという認識であるのか伺いたいです。
また、イージス・アショアの配備には二基で約二千億円が見込まれる。米朝首脳会談を経て、日本を取り巻く安全保障環境が大きく変わろうとしている。その中でイージス・アショアをこのまま続けていくのか、いかないのかでは他の防衛装備の取得・開発に大きく影響を与えると考えるが、政府としてはイージス・アショアの配備を今後どのようにしていく考えであるのか、しっかり国会で議論させて頂きたいと思います。