“定価”がなくなる!?映画やライブの「価格変動制」が話題
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注目のコメント
ホテルや航空チケットの客室価格の変動には馴染みがありますよね。
米国では需給バランスに敏感なところがあって、ハリケーンが通った後の建築業者の施工費用が跳ね上がって鬼のようというのは良くある話。(一方で日本だと震災後など、ある意味特需であるはずなのにプライシングが良心的すぎて平時より利益が残らないなんていう話も…。)
売れる価格で売るのは筋が通っていると言えば通っているんだけど、記事にもあるようにそこはブランドイメージとのトレードオフでもあります。
ゆずがコンサートチケットを10万円で売り捌いていたら「違うんじゃないの」となるでしょう。笑アーティストの名前を人質的に前面に出したライブ主催者の意見広告については疑問に思う点が多々ありましたが、チケットのダイナミックプライシングについては、日本でも導入に向けた動きが出ており、ようやくまともな議論になってきたなと感じます。
https://newspicks.com/news/3077120/
ダイナミックプライシング自体はアメリカで随分前から導入されていたわけですし、技術的な障壁云々というより、「この席はこの値段」という固定観念が邪魔していたということでしょう。
希少性が高いものは価値が高いものだという事実を、いい加減真正面から受け止めるべきだと感じます。アンパマンもオリジナルハイクオリティドラマも、いわば同額で楽しめる定額配信見放題とは、また逆のパターンですね。
たしかに、映画も、少しの幅があってもよいかもしれません。
ただ、もしクオリティや映画そのものの予算に比例した値段設定になってくると、中々判断が難しいなと…。
(ホテルの様に、泊まる所のランク、混み具合で値段設定が違う仕組みは理解しつつも)
「がめつい銭ゲバ」企業と思われないには、やり過ぎない値段設定しかないですね。「100倍に設定して絞り取ってやるぜ!」というより、隙間を埋める為にどこかの価格をお得にして頂けると助かります。