東芝:初の自社株買い実施、7000億円規模-アクティビストが要望
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掲題の通りの発表。11時に発表され、前場引けで東芝株は+7.28%。
元々中計の「東芝Nextプラン」ではメモリ売却で資金が入れば株主還元を実施するという方針が記載されていた(①、②)。そのなかで昨年の第三者割当増資に応じた香港のアーガイルは1.1兆円の自己株買いを要求する書簡を送付していた(①)。
今回7000億円の枠の設定。昨年増資もして、かつ売却益が1兆円近かった中で、大きめではあるが中計に沿った方針。そういう意味では、逆に株価がここまで反応するというのは、東芝の発信が株式市場から信頼されていなかったことの証左。これから業績での実績と資本市場からの信頼を勝ち取っていってほしい。
会社発表は③.
①https://newspicks.com/news/3061732
②https://newspicks.com/news/3029839
③https://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/news/20180613_1.pdf珠玉の事業を売却し、株価を引き上げ、こうして、日本企業は投資ファンドの餌食になる。
株価がよくなれば、事業の成長資金と新たな支援者の株主を集めるため、エクィティー・ファイナンスに踏み切れ!