【直撃】Uberが暴く、クルマの「95%」は駐車場で眠っている事実
NewsPicks編集部
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日本におけるクルマの稼働率は「4%」と言われています。つまり残りの96%の休眠状態の時には、ずっと駐車場に止まったままであり、このスペースが個人にとっても都市全体にとっても大きなコストになっています。またサンフランシスコなどでは、駐車場を探すのに、強烈に苦労したりします。
Uberは大量の交通データによって、どうやったら効率的でスマートな土地や空間活用ができるのかという知見をもたらしています。冒頭で紹介している、Uberと不動産会社が提携した新しいコンセプトのマンションなどでは、もはやクルマと駐車場より、部屋ごとに付与されたUebrのクーポンを使うライフ・スタイルを推奨している訳です。
ちなみにUber創業者のトラビス・カラニックは、いま新しい不動産スタートアップにCEOとして、動き出して注目を集めています。不要な土地資産を活用するというコンセプトの会社であり、彼にはデジタル化が進んだ都市において、土地がどう変貌するのかが見えているのかもしれません。すごいきれいにカーシェアリングのポイントをまとめてくれていると思います。どれだけ効率できるかというポテンシャルの高さ。
タクシー業界がなくなるとかなんとかいう卑近な話じゃないんですよ。
日本政府はもっとそこにもっと積極的になってほしい。もしこのエリアでノウハウを身に付けたら、インフラとして新興国にどんどん輸出できるものになり得ますよ。新幹線売るとかいう話ではなくて都市交通インフラをパッケージで提供するというレベル。
だいぶ遅れは取っているものの、鉄道・バスの公共交通が発達している日本ならではの知見も合わせることで相当なものができるポテンシャルの高さはあると思っています。