北朝鮮非核化、譲歩せず 最大圧力もとトランプ氏
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米朝首脳会談を前に、すでに有利なポジションを得ているトランプ大統領は、さらに北朝鮮をけん制しています。
米国は、対話によって北朝鮮が核兵器を放棄するに越したことはありませんが、もし北朝鮮が非核化に否定的であれば、元々有している計画に沿って、北朝鮮に対する圧力を強めていくことになります。
トランプ大統領は、「米国はどちらでも良いのだ。北朝鮮の態度次第では実力を行使するだけだ」という態度で、北朝鮮の危機感を高め、非核化に誘導しようとしているのだと言えます。
現在までのところ、トランプ大統領の思惑どおりに北朝鮮は危機感を強めていますが、核兵器を放棄するところまで決断するのかどうかは、中ロの影響力を北朝鮮がどう判断するかもからみ、米朝首脳会談の結果を待たなければならないでしょう。