スルガ銀、純利益69億円に激減 シェアハウスで異例の訂正
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日曜日に修正されるという報道があった（①）。そして②が今回の開示。
シェアハウスでの引き当ては、元の決算で約370億円だったが、今回追加でさらに約50億円ほど追加。加えて、シェアハウス以外の投資用不動産関連で約150億円計上。それによって、貸倒し引当金が約200億円増加し、経常利益・税前利益も約200億円減少。
週末に報道があってから、株価は月・火はそこまで変わらなかったが、今日は約-7%（開示は今日の引け後なので、月・火に反応しなかったり、今日の開示前で反応したりよく分からない感じ）。
①https://newspicks.com/news/3072601
②https://www.surugabank.co.jp/surugabank/investors/ir/h30/pdf/h30_4_0606.pdf今回の決算訂正により、貸倒引当金はシェアハウス関連で約420億円、シェアハウス以外の投資用不動産関連で約155億円にのぼり総額575億円。スルガ銀行の決算への影響はもちろん小さくありません。ただ、それ以上に気になるのは、同行から借金をした一般個人の方々の動向です。スルガ銀のリリースには「回収可能性を保守的に見積もった結果」とありますが、これは裏を返せば、それだけの個人投資家（単純計算ですが、1人1億円の借金だとして500人超が返済困難？）が借金返済に窮しているという見方もできます。どこかのタイミングで、個人破産の増加という形で問題が表面化することが懸念されます
あれ？
この前修正して、それでも純利益200億くらいありますよーって言ってたので、それはそれで凄いなぁと思って再起の応援しようと思ってたのに。
審査も自社の決算も、嘘ばかりなのであれば、流石に自分の中で、状況が変わってきました。
今後の展開に注目です。
