ソフトバンクG傘下の英アーム、中国子会社持分51%を売却へ
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半導体を巡る米中の戦いが深まっている中で、気になる動き。
リリースを見ると、売却先は複数の機関投資家及びARMの顧客ならびにその代理会社とのことだが、関係各者の要請により社名は公表しないとのこと。
ARM本体ではなくARM Chinaなので、IPの大部分は本売却によって移転しないだろう(破談となったQualcommとは違う部分)。とはいえ、リリースに「同テクノロジーを中国に根ざして開発していくことにより、中国市場におけるアームの事業機会はさらに拡大するものと見込まれます」とあるのは気になる。
ソフトバンクにも、買う側にもどういうメリットがあるか。特にソフトバンクも事業会社側も、お互いに離れられないようにするというビジネス上の理由はあると思うが、機関投資家までが絡んでいることが気になる。中国の政府系ファンドのCIC、シルクロードファンド、シンガポールのテマセクなどが株主のhopuというファンドに売ったのではないか?
Hopu Investments raising $2.5 bln fund to tap demand for China exposure - sources | Reuters
https://www.reuters.com/article/hopu-fundraising/hopu-investments-raising-2-5-bln-fund-to-tap-demand-for-china-exposure-sources-idUSL8N1O432WArmのジョイントベンチャー、中国で事業を開始
http://eetimes.jp/ee/spv/1805/10/news066.html