WEEKLY OCHIAI『なぜビジネスパーソンにアートが必要なのか?』
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注目のコメント
現代のファストベースコンサルティングの限界と、美意識にその解決を見いだす今回の対談。
もう、ツボ過ぎでした。
でも現実には、経営がロジックと数字で成り立っているところに、美意識派がこっちが大事!とフワッといっても、まぁ聞いてもらえないんですよね・・
とはいえ自分としては美意識ベースに判断を積み重ねていきたいなと気持ちを新たにしました。山口さんのおっしゃることはほぼ納得できるのに、なぜかもやっとしたものがいつも残ります。美術に愛をもっているというのは言葉の端々から感じられるのですが…。ビジネス系の記事や書籍を書けば書くほど、「アート」や「美意識」がビジネスの手段と解釈できてしまうジレンマあるように感じました。
以下、"WEEKLY OCHIAI" より引用
"山口氏も、アートや音楽、建築をたくさん見て、何が自分の心に響くのかを知ることが美意識を形成するといいます。"
以下、"NEWSPICKS Magazine, Autumn 2018 Vol.2" より引用
"ビジネスパーソンの間に広がる昨今の教養ブームには、「人より優位の立ちたい」という思惑が透けて見えます。
優位性を堅持するための武器は3つあって1つ目は「生まれ育ち」、2つ目は「年収」、3つ目は「教養」です。生まれ育ちは後天的に変えることはできないので、年収=仕事ができる優秀さを追求していくことになる。でも、思うように結果を出せず、敗北感を抱く人は実に多い。そんな人たちが最後の武器として手に入れようとするのが教養、という図式になっているわけです。
しかし、そんなこけおどしで身につく教養は一種のうんちくのようなもの。真に人生を豊かにする教養を身につけるためには、実際にアートを鑑賞することが重要です。”アートは、究極的に個人的なことをやっているうちに最先端(State of the art)のものを生み出すことだと落合さんは評しますが、スタートアップも同様に、最先端なことをやっているときに最も活気があって価値が高くなります。アートとビジネスには親和性があるのです。
とはいえ、中途半端にアートを理解してもうまくいきません。長い時間をかけて蓄積されてきたアートの系譜を尊敬し、自分がその末端でトライアンドエラーを積み重ねているという認識を持つことこそが、最先端のアートを生む前提になるといいます。