ウイスキーブームを陰で操る「サントリー創業家」の秘密
コメント
選択しているユーザー
サントリーがオーナー経営で非上場ということを恥ずかしながら知らなかった。
オーナー経営といえば家族間での揉め事や事情が会社全体に影響を与えてしまう、という悪いイメージがあったが、オーナー経営でもここまで大きな企業に成長したという事例があったとは。
注目のコメント
ビール業界大手4社の一角を占め、ウイスキーのトップランナーであるサントリーは国内最大の飲料メーカーです。同じ業界にいると、非上場企業のカルチャーはやはり他の大手酒類メーカーとは異なるように見えます。この規模でそのカルチャーを脈々と受け継いでいるのは素晴らしいとしか言いようがありません。その一方で、当然カルチャーの浸透度合いは大企業ならではの難しい問題もあるようで、クリエイティブや営業部門の幹部の方とお話をする際、「サントリーも昔はよなよなさんの様にベンチャー魂がありイノベーションを起こしてきたのですが、今はなかなかそういうマインドが薄れてきていて・・・」という話もされます。謙遜もあると思いますが、いずれにしろベンチャー企業から大企業になったストーリーは、日本のベンチャー企業の成長に大いに参考になるはず。今後の連載、熟読させてもらいます。
本日から、サントリー特集が始まります。突然ですが、みなさんはサントリーと聞いて何をイメージするでしょうか。居酒屋で飲むハイボールや、プレミアムモルツを連想する人が多いかもしれません。
しかし、この会社の最大の特徴は、「国内最大の非上場企業」という点です。120年前から4世代にわたってオーナー経営を続け、創業家が経営トップに君臨している大企業は、日本中を見渡してもあまり見つかりません。優秀ながらも派手な振る舞いをしない創業家だからこそ、一世紀以上もの間、成長を続けてこれたのかもしれません。
近年はほとんど表舞台に出てこないのであまり知られていませんが、現在トップを務める佐治信忠会長は、フォーブスの資産家ランキングで、孫正義、柳井正に次ぐ日本3位にランクインしている資産家でもあります。
本日から7日間、サントリーの秘密を毎日配信していきます。どうぞ、よろしくお願いします!