【緊急調査】建築違反のレオパレス、下請け先「全4000社」の実態
NewsPicks編集部
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執筆を担当しました。レオパレス21は記者として、以前から注目していた銘柄のひとつ。29日に明らかになった不祥事発覚を受けまして、帝国データバンクの有するデータベースを元に、レオパレス21グループの「下請企業実態」を緊急調査しました。
現時点でレオパレス21による調査は全3万8000棟の「1%」ほどにとどまっており、今後さらに施工不備の事例が見つかるおそれがあります。30日の株式市場の反応を見ても分かるように、レオパレス21自体の一定の信用低下は免れず、全国に4000社以上ある下請企業(この中に実際のアパート工事に関わった業者がいるはず!)への影響が今後、広範囲に及ぶことが懸念されます。不祥事が発覚した賃貸アパート大手のレオパレス21。
まだ調査が終わったアパートは全体の1%強にすぎず、調査が完了したアパートのうち4割強で不備が発覚したところを見ると、まだまだ問題アパートは増えていきそうです。
その影響はレオパレスにとどまらず、一次下請け、二次下請けへと拡大していく恐れもあります。今回は、帝国データバンクのデータベースを用いた、下請け全4000社強の緊急「集計・分析結果」をお届けします。あれ、勘違いなら申し訳ないんだけどすごい今更感あるな…。数年前に不動産関係の仕事をしてた時はレオパレスの遮音が不十分なことは周知の事実だったし、業界の人はみんな知ってることだと思ってた。
> 延焼防止や遮音のため天井裏等に設置が必要な「界壁」と呼ばれる仕切り壁が、未設置ないし施工が不十分なものがあったというもの。