レオパレス、建築基準法違反発覚 3万棟超を調査へ
コメント
注目のコメント
各務 篤史さんのコメントに、同意です。
ただ、法30条で遮音性能も求められていたと思うのですが…
僭越ながら、神の 味噌汁さんのコメントにある完了検査について。
小屋裏の施工状況は、点検口がない限り、完成後には確認が難しい。
そのため、施工状況が分かる工事写真の提出を求められるのが通常だと思うのですが、今回の事例でどうだったのかはわかりません。
追記
念のため、界壁には技術的な基準はありますが、だからといってこれを遵守すれば、必ずしも音が聞こえにくくなるわけではありません。
木造の遮音は、本当に難しい問題。
施工不良は確かに大きな問題だと思いますが、必要以上に煽られているところもあるようにも感じたので。建築基準法は、建てるにあたっての『最低限の基準』を定めた法律なので、これに違反した建物は建ててはいけない、新築されているはずのない建物となります。
ニュースを読むと、界壁が無い、という所も有るようですね。
界壁は、隣の部屋との境の壁で、共同住宅では必ず必要となり、構造としては石膏ボードの二重張りが基本で、小屋裏(屋根)まで届いていなければなりません。
防火・防音・防犯の役目があります。
屋根裏まで届いて居なかった場合、火災では屋根裏を火が走りますし、人も天井点検口から入って屋根裏から隣の家の屋根裏に行ける事になります。
これが、内部のマニュアルで指示されていたとなると、とてつもない問題になると思います。
建てられたオーナーさんから、行政へ提出された図面(建築確認申請の図面)と出来上がった建物が違う、という指摘があったようです。訂正 界壁には遮音性能も求められてます。
江頭浩さん、ご指摘ありがとうございます、
3万棟はかなり多い棟数ですが、おそらく事後的に準耐火構造の壁(普通に皆さんが目にする壁となんら変わりません)を設けることはできなくはないので、耐震偽装事件のように強制退去ということもないでしょう。
むしろ会社として、また業界として社会的な信頼の失墜のダメージが大きいでしょうね。
普通は集合住宅をやったことがある施工者なら気づいてもおかしくないのですが。法律よりマニュアルが優先されてしまう会社の風土に問題があるかと。
レオパレスのような安価な仕様の住まいが日本中で量産されていることに疑問を感じているのは私だけではないことを願います。後世にふさわしい住まいを!風景を!