【設楽悠太】マラソンの王者が語る「自分の限界」を越える方法
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こんな不思議なインタビューは初めてでした。
設楽選手は、表情一つ変えずに淡々と話すのですが、その内容はまさかスポーツ選手が語っているとは思えないようなぶっ飛んだもので、度肝を抜かれました。
「お菓子が大好きで野菜が嫌い」まではなんとか理解できたのですが、ゴールデンウィークのスケジュールを聞いた時は、もはや笑ってしまいました。ただ話を聞いていくと、なぜ彼が日本記録を出せたかがよく分かりました。
設楽選手が東京オリンピックでメダルを取り、その後のインタビューで淡々と感想を語る姿を、ぜひとも見てみたいです。スポーツ選手は、「好きを仕事に」の代名詞としてイメージされがちだけど、実は世間一般の「好き」とは違うんじゃないかと思っている。
イチローさんに「野球好きですね」と聞くのは何か違う、というイメージがわかりやすい気がする。
逆に、生ぬるい「好き」は邪魔になる。
「ちょっと嫌い、だけど極めたい」のような気持ちの方が、困難も乗り越えやすいし、こだわりも捨てやすく新しいことを試しやすい。
【好きなこと/やりたいこと】というのが、少し抽象度が高過ぎるのではないか、と感じています。好きなことを仕事にしたい人、している人、それぞれもう一段階深掘りした方がいいと思いました。
意外に、好きを通り越して、問題意識という人が多いのではないでしょうか。
“えっと、好きじゃないですね。どちらかというと嫌いです(笑)。”
“僕も一緒に練習してましたけど、本当に適当にやってて、ほとんど本気で走ってませんでした。”練習量は精神安定剤としての意味合いも強いので、納得の内容です。
苦行を強いて、メンタルを鍛えるよりも効率的に練習して、パフォーマンスを維持した方が良いです。最終的には気持ちだけども、気持ちは練習で鍛えられるものではない前提で。