日本初「ブロックチェーン都市」誕生へ―先進技術で地域はどう変わる
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盟友・SIVIRA 藤井隆嗣と石川県加賀市のコラボレーション企画。とても期待しております。
経済産業省の「ブロックチェーン技術を利用したサービスに関する国内外動向調査」によれば、ブロックチェーンの潜在的市場成長の予想では、国内では価値の流通・ポイント化プラットフォームのインフラ化などのサービスが1兆円。土地登記、電子カルテ、出産、婚姻、転居など各種登録といった公的書類管理の非中央集権化が1兆円。デジタルコンテンツやオークションなど高効率なシェアリングサービスに13兆円。小売り、貴金属管理、美術品などの真贋認証などオープンかつ高効率で高信頼なサプライチェーンの実現が32兆円。IoT、電力サービス、遺言などプロセス、取引、契約などの全自動化・高効率化の実現が20兆円。合計で６７兆円の潜在市場があると予想されております。
そして価値の流通が進めば、日銀による金融政策による景気対策以外にも民間企業主導で仕掛けができる可能背があったり、サプライチェーンが進化すれば流通がアンハンドル化したり、高効率なシェアリングが進めば、生産者と消費者の境界がなくなり、プロシューマーが一般化するなど、ブロックチェーン技術が市場だけではなく、社会経済や産業構造に大きなインパクトを与える可能性があります。
例えば、エストニアでは、各省庁や民間のデータベースをインターネット経由で相互参照可能にするプラットフォーム(X-ROAD)とIDカードを用いた電子認証を組み合わせることで、世界最先端レベルの電子政府を実現しております。またイギリスにおいても社会保障給付の支給にブロックチェーンのカラードコイン(仮想通貨の特徴)を活用した取り組みを実証実験しており、その他にも様々な国で既存システムにブロックチェーンを組み込むことでコスト削減、セキュリティの向上、高効率化などを図ろうとしております。
また、ブロックチェーン技術はフィンテックを始めとする金融分野だけではなく幅広い分野への応用が期待されております。
様々な分野でブロックチェーンを活用したイノベーションが起こり、ベンチャーなどの起業が進めば、産業が活性化し、経済も成長していくのではないかと考えますので、政府事業としても更に推進して頂く必要性を大臣等に進言していきたいと思います。こちらのブロックチェーン都市のプロジェクトで担当をさせていただいています。
現在はファーストプロジェクトの要件定義と、さらにプロジェクトが創り出されていくためにただ次の事業設計をするだけでなくそのためのエコシステムのために水面下で準備を進めています。
とはいえ、まだこれから周りに分かるようドキュメントの整備などをし、広報してく予定です。
ぜひいろんな企業さんに参画いただきたく、いまも色々な企業さんと調整させていただいています。ぜひお声がけいただければ！
正直そうやって、みんなが集いやすい標語、アドバルーンとして先に打ち上げたというところが大きいので笑
・さまざまな分野に必要なテクノロジーインフラをブロックチェーンやICT技術でしたい方
・地域社会に必要なデジタルアプリケーション(電子アクセス可能な地域機能)を創りたい方
ベンチャーも大企業も個人も関係なく、まず私がお話しに行くのでぜひ！
ちなみにマイナンバーカードと、という話もたまにもらいますが、その活用には結局個々の自治体で作ったアプリケーションとユーザーのサービスI.D.を振って、ユーザーのマイキーのI.D.と紐づけるということをします。
なので、その辺の公的認証関連との兼ね合いも今後整えてくのであくまで既存システムに競合したいのではなく、むしろシナジーを生むためのものです。
それと言うても主体は必ずしも加賀市役所さんに限らないということも結構重要な点です。
うちは完全に投資していて、ラボ建設も開発資金もうちもシビラさんも手弁当なので笑 株主には怒られそうですが笑
ちなみにこれ実際は3月にプレスしたやつでこの記事はうちタッチしてないやつですね。これは確かにすごいですね。私も行政から民間、住民まで巻き込んだ「ブロックチェーン都市」モデルはやってほしいと願っていました。
でも、やるからには真剣に、そして徹底的に、そして大胆にやってほしいです。それが加賀市でできるなら、それでいいです。
