S&Pとダウ下落、原油急落でエネルギー株下落
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今のマーケットは、通常リスクオフとされる長期金利低下が生じても、逆に新興国の資金流出リスクが低下する側面もありますので、ポジティブな材料とネガティブな材料が交錯している印象があります。
ダウ-0.24%、S&P500-0.24%、NASDAQ+0.13%。
ダウは一瞬プラス圏になったが大部分は微減圏での推移で、引けも同様。業種別にはエネルギー-2.61%、通信-0.59%、素材-0.51%の下げが大きく、プラスでは不動産+0.45%、公益+0.42%。エネルギーの下げはOPECやロシアが協調減産を緩和するという観測を背景に、原油価格が67.48ドル(-3ドル超)まで下がったことによるもの。
10年債利回りは2.93%まで一気に低下、ただドル円は少し円安方向に。日経平均先物は金曜の終値から100円安。サウジアラビアとロシアが協調減産の緩和を協議したことから、WTIが急落。
ちなみに、私の知る限り、ロシアを訪問した某国の首相が減産の縮小を要請したとの報道は一切ありません。