大学無償化、資産あれば対象外 政府方針
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大学を全て同格にお使うのはやめにして、研究主軸大学と教育主軸大学に分けるべきだと思う。研究主軸大学では学費は高い一方最先端の研究成果を学べる。一方、教育主軸大学では既存の知識を安く学べる。その中で、教育主軸大学の学費は無償化の方向性を目指すべきだ。既存の知識は、コンテンツも多く教育方法も多彩に展開されているので、コストはかなり落とせるはずだ。一方、研究主軸大学では費用が掛かる。ここで渋っては、優秀な研究者は大学にとどまらないだろう。
大学の無償化は、超優秀な人が家庭の事情で進学できない場合だけを対象にするだけでいいと思う。
したがって、現行の「給付型奨学金の運用制度改革」で対応で十分。
家庭収入の事情で進学できない人全員を支援するのは、財政の制約がある中では、政策課題として低いと考えるべきだ。
それよりも、保育園の大幅拡充、高校までの完全無償化、高校教育の充実化、年金拡充を先に進めるべきだ。
大学無償化の範囲を学習能力とは切り離しして拡大することは、「無償なら進学する」という受け身の大学生をさらに増やすことになる。
それは今やるべきことではない。
「みんなが行くから高校までは行きたい/行かせたい」という事情で「勉強したくない人」がたくさんいる高校について、完全無償化すると同時に、教育環境とスタッフに大幅投資して、若者全員を対象に市民としての最低教養水準の底上げをはかるのが先決。いやいや待って、この「資産あり対象外」はくせ者かも。
田舎の人は山やら土地やらという資産を持っていることが多いが大抵は名ばかりの資産で、絶対評価額では売れないし、そもそも買い手がつかず全く売れない。
かくいう我が家も田舎に山の切れ端をもっていたが、お金はなかった。でも固定資産税は取られる。タケノコとか生えるから腹の足しにもならんとまでは言わないけど、じゃあその評価額で国が買ってよ、と言いたい。