【宇野×佐渡島×前田×箕輪】ファンクラブとコミュニティの違い
NewsPicks編集部
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正直に申し上げて、キングコング西野さんの語るストーリーは納得感ありつつも、どこか斜に構える自分を長らく見出して来ましたが、
オランダの絵本イベントでご一緒する機会があり、その自然体さ、リーダーシップを含めて魅了され、彼の言う、良い意味での「共犯者」にまんまとなりました。とても興味深く読ませてもらった特集。「大量の情報と広いネットワーク」が前提となった世界において、「狭いコミュニティでの深い体験」が高い価値をもつ時代。ポストインターネット時代における個人の価値観形成。
「インターネットは集権型と分散型を繰り返す」という時代的な(=時間的な)変化もたしかにそうですが、個人がパブリック・オープンとプライベート・クローズドを使い分ける(=空間的な)すみわけというのも重要かと。
1:nでリーダー主導のファンクラブはその熱量がエンジンとなる短距離型。n対nでリーダー不在のコミュニティは安心感がドライバーとなる長距離型。どう考えても後者の方が持続性はある。
でも、どちらか受容できないというよりは、人のプライバシー空間のポートフォリオみたいなもので、リビングは大事だけど個室は必要、みたいな形で、ファンクラブとコミュニティは一人の個人の中でも両立しうる(=ゆらぎながら共存する)ものだと思う。
家でもオフィスでもない「第3の場所」をつくったStarbucksではないですが、こういう二項対立的なコンセプトを超える新しいカタチがまた生まれてくるのかもしれませんね。