【独占公開】年収1000万円は低所得。シリコンバレー住人の「家計簿」
コメント
注目のコメント
今回は、3人の家族をご紹介しました。
シリコンバレーの生活がどういうものか、肌感覚で少しでもわかっていただけたら幸いです。
”シリコンバレーの生活は楽じゃない”、確かにこれは私も実感します。
日本に比べてお手軽ね、といえるものは何でしょう。「メキシカンブリトー」と「カリフォルニアワイン」かもしれません。
記事の中にある三番目の方が、投資物件を買ったミッション地区は、オシャレな場所と、昔から変わらない場所とが入り混じった文化の混ざる深いところです。原稿を書いている5月31日の今日も、(多分Googleに向かう)通勤バスを止めて「テクノロジー企業は出て行け」とのデモが起きました。ハイテク企業は、コミュニティをどう作っていくか、という課題も抱えています。
ところで、NewsPicksもミッション地区に拠点を開きました。
「よくその金額で場所を見つけた!」と本当によく驚かれるのですが、日本の感覚だと正直やっぱり高いなと思ってしまいます。でも、しばらくすると麻痺して「安い!」という感覚になるのでしょうか。「フェイスブックのザッカバーグCEOと奥さんも、そこでメシをくってますよ」。シリコンバレー取材をしている時、そんな話を聞きました。実は現地では、日本食などが大人気で、お金に糸目をつけない美食家がたくさんいるのです。
一方で、シリコンバレーは息をするだけで、どんどんどんどんお金を消耗してしまうエリアでもあります。15年前に3000万円だったビンテージの一軒家が、相場で2億円などに跳ね上がっていることも日常茶飯事で、テクノロジー業界で高級を稼ぎ出す人たちがそのインフレを加速させています。
NewsPicksのシリコンバレー支局は、そんな「世界でもっとも暮らしにくい都市」において、サバイブしている日本人たちの家計簿の詳細を独占公開します。彼らがどのようにお金を得て、そして失っているのか、他では読むことができないリアルドキュメントです。ご一読ください!
追記: 現地の人でも悶絶する物価水準であり、ポイントはテック産業の桁違いの給与水準、またその中での配分の傾斜です。グーグルのヒラ社員が苦しんでいるという報道も出ています。シンガポールでも年収1,000万円は完全に低所得。その証拠にここ2年は年収1,000万円以下にかかる所得税がただでさえ低いところから、半分くらいにまで減免されて約30万円まで下がっている。95%以上の手取り率にするから頑張れという感じ