落合陽一らが語る、シンギュラリティ時代の「介護」
コメント
注目のコメント
介護にビジネス論理を入れるのは必要になっている。
ITリテラシーが基本的に低いから拒絶気味だけど、しっかり理解して導入していくと効率的になり人材不足の補助にはなる。
あとは感情的に効率的化を毛嫌いする人達をどうするか....
簡略化、減らす、楽になる=悪い事、怠惰と考えるタイプの人間が多いことも、1つの障害だと思う。介護関連の記事で私がコメントする内容に、「下の世話」があります。
生まれて「一人でできる」を自覚するのが「トイレトレーニング」。
尊厳をもって生きてきた人が壊れ始めるのが「うんこの失敗」。
薄れゆく認知の中で容認できない最大の出来事。
介護現場で働く人も、「言葉の暴力」を受けながら下の世話をすることに「尊厳の危機」を感じているのではと思うのです。
(父の介護の時の私の心理状態)
ここを人工知能+ロボット+ゲノム編集生物で、尊厳を失わない介護へ変えていけるかと問うてみたいのです。介護の進化を「下の世話」からはじめてもよいのではと思います。
「長生きしてよかった」・・・最新テクノロジーがその思いに応えられるか。市場原理も入れながら成功への道を歩んでいけたらと願っています。VRによる認知症体験の共有をした下河原さんと落合先生の対談を先日、ぼくらのコミュニティで開催しました。
下河原さんはもともと建築業界だったので、いい意味でよそ者の当たり前の人の感覚を持ちながら、介護のいびつな当たり前を変えている方です。駄菓子屋を高齢者施設の入り口において、地域の人と馴染む介護施設を作っている。
そして、落合先生のすごさが改めてわかったイベントでした。
「いいデザインといいサービスを提供して、いいモノを欲しい人が買う。シンプルなロジックだからこそ、やっぱり一番強いですよ。その強いロジックを介護業界にも適用するのが正しいと思います。ポイントは、「当事者を巻き込む」こと。そうしないと社会に浸透しないし、瞬間的に盛り上がって終わってしまいます。」
この現場感を常に忘れないリサーチャーであることが本当に落合先生のすごいところだなと思います。